Canvaとは?
「Canva」とは、ドラッグ&ドロップの操作で初心者でも簡単にプロ並みのデザインが作成できるツールです。
- 概要 誰でも簡単にデザインができるオンラインデザインツール
- 使用目的 プレゼン資料、SNS投稿画像、グラフィック、画像編集、ポスター、動画、ロゴ、名刺
- 使用者 学生、会社員、個人事業主、主婦、主夫
- 特徴 豊富なテンプレートと画像、動画、イラスト素材
- 難易度 ★☆☆ 初心者からプロフェッショナルまで
- 使用するメリット 商用利用可能、オンラインでの共同作業、AI技術による効率的な作業、無料機能の充実
関連記事:【2024年最新版】Canvaの使い方完全ガイド:初心者でも簡単!無料で始めるデザイン作成
この記事では「Canva」のアカウント作成から基本的な操作方法まで紹介しているので、Canvaを始める際にご参考ください!
Canvaは無料?有料?
現在「Canva」では、多様なユーザーに向けて、無料プランから有料プランまで複数のプランが提供されています。
主に以下の2つのプランに分類されています。
- 「個人及びチーム向け」
- チームメンバーに応じたプラン
- 月単位、年単位別の支払い ※年単位では16%以上お得
- 「教育版Canva」
- 学生教員向けのプラン
- 学生や幼稚園から高校までの教育機関は無料
- 大学向けには有料
ここでは「個人及びチーム向け」の中のプランについて詳しく紹介していきます!
※「教育版Canva」については以下の関連記事において、プラン対象者や申請方法、プランに含まれる機能について詳しく説明しておりますので、ぜひご覧ください。
関連記事:【2024年最新版】学生、教師必見!無料で使える教育版Canvaの始め方を徹底解説!!!
Canva 無料版
「Canva無料版」は、基本的なデザイン機能を誰でも無料で利用できるプランです。
個人利用や小規模なプロジェクトに最適です。
- 対象者…個人向け
- 価格…無料
- 機能
- 210万以上のテンプレート
- 1,000種類以上のデザインタイプ
- 300万点以上のストック写真とグラフィック
- AIによる文章とデザインの生成
- 5GBのクラウドストレージ
Canva for Pro (プロ)
「Canva for Pro」は、より高度なデザイン機能を提供する有料プランです。
プロフェッショナルなデザイナーや頻繁にデザインを行うユーザーに向いています。
- 対象者…個人向け
- 価格
- 月単位 1人当たり 1,180円
- 年単位 1人当たり 11,800円 (月換算 約983円)
- 機能 (無料版機能に加えて)
- 380万以上のテンプレート
- 1億枚以上の写真、動画、グラフィック、オーディオ
- ワンクックで背景を削除
- 20以上のAI機能
- AIツール使用回数制限の増加
- 1000個のブランドキット
- SNSコンテンツの計画
- 1TBのクラウドストレージ
- オンラインカスタマーサポート
Canva for Teams (チーム)
「Canva for Teams」は、チームでのコラボレーションに特化したプランです。
複数のユーザーが同時に作業できる機能が充実しています。
- 対象者…チーム向け
- 価格
- 月単位 1人当たり 1,500円
- 年単位 1人当たり 15,000円 (月換算 約1,250円)
- チームの成長と人数に応じたお支払い
- 機能 (プロ版機能に加えて)
- 承認によるブランドの一貫性保持
- リアルタイムでの編集、コメント、共同編集
- チームのレポートと分析
- AI管理者コントロール
- ISO27001認証とSOC TypeIIコンプライアンス
Canva for Enterprise (エンタープライズ)
「Canva for Enterprise」は複数のチームを持った職場や組織向けに提供されたプランであり、Canvaによる徹底的なサポートを受けワークフローを効率化させることができます。
- 対象者…組織向け
- 価格
- 要相談
- 機能 (チーム版機能に加えて)
- 複数のチームとブランドを一元管理
- 個人、グループのデザイン承認を設定
- Canvaコンテンツ、テンプレートライブラリーへのアクセスを管理
- 知的財産免責事項コンテンツの管理 ※
- SSO
- SCIMを使用したライセンスプロビジョニングを自動化
- 優先的なカスタマーサポート
- 専属のカスタマーサクセスマネージャー ※
※100以上の契約アカウントを持つ組織向け
Canva for Nonprofits (非営利団体)
「Canva for Nonprofits」は、非営利団体向けに提供されるプランであり、非営利団体がは無料または割引料金でCanvaの有料機能を利用することができます。
- 対象者…非営利団体向け
- 価格
- 要相談
- 機能 (プロ機能版に加えて)
- 無制限フォルダ
- 100GBのストレージ
- 7,500枚以上の画像
- 3,000以上のフォント
※「Canva for Nonprofits」の使用を開始するには、使用資格があるか確認した後、申請を受ける必要があります。
参考サイト:Canva公式サイト 「非営利団体プラン」
参考サイト:Canva公式サイト「Canvaの料金プラン」
Canvaの無料版でできることとは?
「Canva無料版」は、基本的なデザインツールやテンプレートが提供されていますが、有料版にはない制限もあります。
価格を抑えて、デザインを始めたい人向けここでは無料版でできることや特徴を具体的に紹介していきます!
1. 基本的なデザインツール
無料版では、ドラッグ&ドロップで簡単にテキストの追加や画像の編集、シェイプやアイコンの使用など、基本的なデザインツールが利用できます。これにより、初心者でも簡単にデザインを作成できます。
2.テンプレートの使用
用途に応じて25万種類以上のテンプレートが無料で利用可能です。これにより、デザインの知識がなくても、簡単にプロフェッショナルなデザインを作成できます。
3.無料素材へのアクセス
Canvaの無料版では、数千点の無料素材(画像、動画、イラスト、アイコン、オーディオトラックなど)が利用できます。ただし、有料素材に比べて選択肢は限られます。
※王冠マークのついた素材はプロ版機能です。
4.デザインの印刷
作成したデザインを誕生日や結婚式などのイベント、自身のビジネスなど用途に応じてプロダクトを印刷することができます。送料無料で印刷できるためぜひ活用してみてください!
Canvaの有料版でできることとは?
「Canva for Pro」以上の有料版では、より高度な機能と多くの素材を提供されています。
ここでは、有料版で追加される魅力的な機能について詳しく解説します。
1. テンプレートと素材の拡充
Canva有料版では、無料版に比べ利用できるテンプレートと素材の種類が増加します。
ストック写真、グラフィック、フォント、動画、オーディオなどの素材は1億2700万点以上まで、プレゼン資料、WEBサイト、名刺、SNS投稿などのテンプレートは380万点以上まで追加されます。また、作成したデザインをテンプレートとして保存することもできます。
これによりデザイン初心者でも洗練されたデザインを効率的に制作することが可能です!
2.メンバーとの共同作業
自身だけデザイン作成することはもちろん、チームメンバーを招待してリアルタイムで共同作業をおこうなうことができます。資料のリンクを送付したり、追加したいメンバーのメールアドレスを登録するだけで簡単に作業に参加させることができます。これによって複数のメンバーが同時作業でき、効率的にデザインを作成することができます。
3.AI機能搭載ツールの使用
Canva有料版では「Magic Studio」といったAI機能を搭載したツールの使用が可能です。
- BG Remover…写真の背景を自動で消去
- Magic Eraser…不要な人物やオブジェクトをペンツールで削除
- Magic Grab…写真に映ったオブジェクトや人物を自動で切り抜いて移動
- Grab Text…写真に映っているテキストを編集できるように変換
- Magic Expand…写真の背景を自動生成し追加
4.ブランドキットの追加
「Canva for Pro」以上でのビジネス利用を目的にしたユーザーの増加に対応し、有料版ではブランドの管理に役立つ機能が充実しています。その1つであるブランドキットとは企業のロゴ、フォント、テーマカラー、をキットとして保存できる機能です。無料版では1つのキットのみ保存できるのに対し、有料版では1,000個のブランドキットを登録することができます。
5.クラウドストレージの拡大
「Canva無料版」では、5GBのクラウドストレージが利用可能であったのに対し、有料版では1TBのクラウドストレージが利用可能となり、これによりさらに多くデザイン作品を保存できます。
6.印刷形式の追加
無料版でエクスポートできるPDF、JPEG、PNG形式に加え、有料版ではCMYKとして印刷用デザインをエクスポートすることができます。
有料版では、無料版にはない機能が拡充されているため、それぞれのプランの強みと弱みを理解することで、自分に最適なプランを選びましょう!
Canvaの料金に関するよくある質問
Canvaの料金体系に関するよくある質問をQ&A形式でまとめています。
疑問点や不明な点を解消し、あなたにあった最適なプランを選ぶ手助けになると幸いです!
Q.どうやって無料版から有料版にアップグレードするの?
A.Canvaの無料版から有料版にアップグレード方法は、下記の通りです。
アカウント設定→プランと価格設定→希望するプランを選択→支払い情報の入力
支払いが完了すると即座に有料版の機能が利用可能となります。
Q.支払い方法は?
A.現在Canvaでは以下の支払い方法が採用されています。
- クレジットカード
- デビットカード
- PayPal
Q.有料版を解約したくなったら?
A.有料版の解約は、以下の通りです。
アカウント設定→プランと価格設定→解約手続き
解約後であっても次の請求期間までの間は有料版の機能が利用可能となります。
Q.プロ機能を無料で試してみるには?
A.現在「Canva for Pro」と「Canva for Team」には30日間の無料トライアル期間が設けられています。
この期間中にすべてのPro機能を無料で試すことができます。もし機能に満足できなければ、トライアル期間中に解約することで料金を発生させずに無料プランへダウングレードすることができます。
Q.教育機関向けの割引はある?
A.Canvaでは、教育機関向けに「Canva for Education」が無料で提供されています。
幼稚園から高校までの教師や学生は、専用の教育機関アカウントを作成することで、無料でCanvaのPro機能を利用できます。
以下の記事では、「教育版Canva」の対象者や登録方法を解説しております!
関連サイト:【2024年最新版】学生、教師必見!無料で使える教育版Canvaの始め方を徹底解説!!!
まとめ:Canvaの料金は無料版と有料版のどちらが最適か?
この記事では、Canvaの無料版と有料版の違いを詳しく解説してきました。
Canva 無料版 | Canva for Pro (プロ) | Canva for Teams (チーム) | Canva for Enterprise (エンタープライズ) | |
特徴 | 簡易的にデザインを作成 | プロとしてさらに高度なデザイン | ビジネスやチームでの活用 | 複数のチームをまとめ、一括管理 |
対象者 | 個人(初心者〜) | 個人(プロ) | チーム | 組織 |
価格 | 無料 | 月額 1,180円 年額 11,800円(月換算 約983円) | 月額 1,500円 年額 15,000円円 (月換算 約1,250円) | 要相談 |
テンプレート数 | 210万点以上 | 380万点以上 | 380万点以上 | 380万点以上 |
素材数 | 320万点以上 | 1億2,700万点以上 | 1億2,700万点以上 | 1億2,700万点以上 |
エクスポート形式 | PDF、JPEG、PNG | PDF、JPEG、PNG、CMYK | PDF、JPEG、PNG、CMYK | PDF、JPEG、PNG、CMYK |
ストレージ | 5BG | 1TB | 1TB | 1TB |
おさえておきたいポイント5つ
16%お得
年単位の支払いでは個人利用や初心者に最適
無料版はプロフェッショナルなデザインやチームでの利用に最適
有料版は教育版や非営利団体向けのプランも!
無料トライアル期間の活用
無料版ではテンプレートの幅が少なかったり、利用できるAI機能に制限がかかってしまいますが、気軽に始められる点で魅力的です。また、有料版では費用がかかりますが、それに応じたサービスや機能が豊富に備わっています。無料版から始めて、必要に応じて有料版にアップグレードするのも一つの方法です。
自身の利用目的や予算に応じた、最適なプラン選びにおいて、この記事が参考となってくれば嬉しいです!
ぜひCanvaを効果的に利用し、素晴らしいデザインを作成しましょう!
関連記事:「2024年最新版!」Canvaで自分のWEBサイトが作れちゃう?!無料でプロ級デザインを実現しよう!
関連記事:CanvaのAIツール徹底解説:デザインがもっと早く、もっと簡単に!
コメント
コメント一覧 (3件)
職業訓練を行っている教習機関です。
現在無料版を使用していますが、高度な内容が欲しく有料版の購入を考えています。
ついては、料金体系また、購入方法などをお教えください。
できれば早急にご提示いただきたくお願い申し上げます。
内容が面白く評判がよいため、有料版で講習を行いたいと思います。
ご返答をお待ちいたします。
ご返信が遅くなり申し訳ございません。
記事を読んでいただき、ありがとうございます。
記事の内容を更新いたします。