こんにちは!
「Figma(フィグマ)」とは、ブラウザベースのデザインツールで、リアルタイムでの共同編集ができる優れたツールです。また、UI/UXデザインやプロトタイピングに特化しており、多くのデザイナーに愛用されています。
今回は、デザインの効率を高めるために、Figmaを活用している皆さんに向けて、
特におすすめのFigmaプラグイン10個を紹介していきます。
これらのプラグインを使うことで、デザイン作業がよりスムーズに進むこと間違いありません!ぜひ、活用してみてください!!
おすすめプラグイン10選はこちら!!
Figma(フィグマ)とは

「Figma」とは、アプリをダウンロードする必要なくブラウザ上で使用ができるデザインツールであり、デザインプロセスを効率化し、デザイナーやチームがリアルタイムで共同作業できる環境を提供することを目的として開発されました。
Figmaの最大の特徴は、リアルタイムでの共同編集機能です。これにより、チームメンバーが同時に作業でき、より迅速なコミュニケーションが可能になります。
さらに、UIデザインやワイヤーフレームの作成、プロトタイピングが初心者でも容易に行えるため、多くのデザイナーに愛用されています。
また、Figmaは豊富なプラグインエコシステムを提供しており、ユーザーは必要に応じて機能を拡張することができます。
このように、Figmaはデザイン作業をよりスムーズに進めるための強力なツールです。
項目 | 詳細 |
設立年 | 2012年 |
設立会社 | Figma, Inc.(創業者:Dylan FieldとEvan Wallace) |
使用用途 | ・UIデザイン ・ワイヤーフレーム作成 ・プロトタイピング ・グラフィックデザイン ・SNS投稿用画像作成 ・プレゼンテーション資料作成 |
主なユーザー | デザイナー、プロダクトマネージャー、開発者、マーケティング担当者など、幅広い職種 特に、デザインに関わるチームメンバーが多く使用 |
難易度 | ★★★☆☆ 初心者からプロまで幅広く利用可能。 基本的な操作は直感的で簡単だが、高度な機能を使いこなすには一定の学習が必要。 特に、プラグインやプロトタイピング機能を活用する際には、少しの慣れが求められる。 |
特徴 | Figmaは、デザインチームやプロダクトチームが共同で作業する際に使用されます。特に、リモートワークやチーム間のコミュニケーションが重要なプロジェクトで活用されます。また、クライアントとのフィードバックやレビューの際にも便利です。 |
活用事例 | ・大企業(Google、Microsoftなど)でのUI/UXデザイン ・スタートアップでのプロトタイピング ・教育機関でのデザイン教育 ・フリーランスデザイナーによるクライアントプロジェクト |
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この記事では、Figmaの使い方を登録から基本操作までステップバイステップで解説しています!

FigmaとAI
「Figma AI」とは、2024年に正式に発表され、デザイナーがより迅速に高品質なデザインを作成できるようにすることを目的とした人工知能機能です。
Figmaプラットフォームに統合されており、デザインプロセスを効率化し、クリエイティブな作業をサポートするために設計されています。
主な機能
- デザイン生成:ユーザーがテキストプロンプトを入力することで、AIが自動的にデザイン案を生成。
- プロトタイピングの自動化:選択したフレームからワンクリックでインタラクティブなプロトタイプを生成。ユーザーのフローやインタラクションを迅速に視覚化。
- コンテンツ生成:デザインに関連するテキストや画像を自動生成。プレゼンテーションやユーザーテストの際に、より具体的なコンテンツを使用可能。
- 背景削除:画像の背景を瞬時に削除。製品画像をモックアップに統合する際に活用され、デザイン作業が効率化。
- ビジュアル検索:画像をアップロードすることで、類似のデザイン要素を迅速に検索。必要なアセットを簡単に見つけることができる。
関連記事:[【2024年 最新情報】FigmaのAIベータ版を使ったUI作成の可能性とその活用法を徹底解説]
以下の記事では、Figmaに搭載された最新AI機能について徹底解説しております!

プラグインとは
Figmaの「プラグイン」とは、Figmaの基本機能を拡張し、デザイン作業を効率化するための追加機能やツールのことです。
これらのプラグインは、国内外のデザイナーによって設計されているため、ユーザーが特定のニーズに応じてFigmaの機能をカスタマイズし、より便利に利用することが可能です。また、そのほとんどが無料で使用することができます。
プラグインでできること
プラグインを使用することで、Figmaの標準機能では実現できない操作や機能を追加できます。
例えば、画像の自動切り抜きや、流行りの特定デザイン要素を簡単に生成できます。ワイヤーフレームの作成、プロトタイピング、画像の検索や挿入、アクセシビリティチェックなど、多岐にわたる機能が提供されています。
プラグインの使用方法
プラグインは、プラグイン検索をするか、Figmaコミュニティからインストールすることで、すぐに使用を開始できます。
おすすめのプラグイン10選詳しい導入方法は以下の記事で解説しておりますので、ぜひご覧ください!
関連記事:『写真でわかるFigmaの便利機能ープラグイン編ー』

おすすめのプラグイン10選
本章では、おすすめのプラグイン10選を主な用途、難易度とともにご紹介して行きます!!
- Better Font Picker (ベター・フォント・ピッカー)
- Unsplash (アンスプラッシュ)
- Iconify (アイコニファイ)
- Pure Photo Background Remover (ピュア・フォト・バックグラウンド・リムーバー)
- Content Reel (コンテント・リール)
- Stark (スターク)
- Figmotion (フィグモーション)
- Wireframe (ワイヤーフレーム)
- Lottie Files (ロッティファイルズ)
- Color Palettes (カラー・パレッツ)
1.Better Font Picker (ベター・フォント・ピッカー)

- 使用用途: フォント選択
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 概要:選択したフォントがどのように見えるかをプレビュー表示 、確認しながら選択できる。また、Google Fontsと互換性があり、豊富なフォントライブラリから選択することが可能。


2.Unsplash (アンスプラッシュ)

- 使用用途: 無料の高品質なストック写真の挿入
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 概要:デザイナーが高品質な画像を簡単に検索し、直接Figmaのデザインに挿入できる機能。300万点以上の無料で高解像度な画像にアクセスでき、商業利用や個人利用においても著作権の心配なく、プロジェクトに適した美しい画像を迅速に見つけることができる。


3.Iconify (アイコニファイ)

- 使用用途: アイコンの挿入
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 概要:デザイナーが簡単にアイコンをインポートし、管理できるツール。Material Design IconsやFont Awesomeなどの人気アイコンセットを含む、150以上のアイコンセットから20万以上のベクターアイコンにアクセスできるため、さまざまなデザインプロジェクトに役立つ機能。


4.Pure Photo Background Remover (ピュア・フォト・バックグラウンド・リムーバー)

- 使用用途:画像の背景削除
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 注意:使用は無料ですが、プラグイン使用するにあたってWEBサイトへの無料ユーザーの登録し、APIをKeyを生成する必要があります。
5.Content Reel (コンテント・リール)

- 使用用途: ダミーテキストや画像を自動で挿入。
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 概要: デザイナーが簡単にダミーコンテンツを挿入できるツールです。このプラグインは、名前、メールアドレス、電話番号、住所などのダミーテキストを自動生成し、さらにテキスト、アイコン、アバターなどのコンテンツも簡単に挿入できるので、特によりリアルなプロトタイピングやUIデザインの際に役立ちます。



6.Stark (スターク)

- 使用用途: デザインのアクセシビリティ向上
- 難易度: ★★☆☆☆
- 概要: テキストと背景の色のコントラスト比を測定し、WCAG(Web Content Accessibility Guidelines)に基づいて、適切なコントラストレベル(AAまたはAAA)を満たしているかどうかを評価し、デザイナーが作成したデザインが、視覚的に障害を持つ人々にとっても利用しやすいかどうかをチェックします。
- 注意:この機能を使用するためには、Starkに登録する必要があります。また、無料版と有料版があり、無料版では基本的なコントラストチェックや視覚シミュレーション機能が利用できます。有料版では、より高度な機能やサポートが提供されます。個人向けのProプランは月額約12ドルから利用可能です。

7.Figmotion (フィグモーション)

- 使用用途: アニメーション作成・追加
- 難易度: ★★★☆☆
- 概要: オブジェクトのプロパティ(位置、サイズ、透明度など)を時間軸に沿って設定することで、複雑なアニメーションを作成できます。また、 ユーザーは、特定の時間におけるオブジェクトの状態を定義するキーフレームを設定することも可能です。作成したアニメーションは、Lottie JSONファイル、GIF、MP4、WEBMなど、さまざまな形式でエクスポートすることができます。
- 注意: Figmotionは基本的に無料で使用できますが、追加機能やサポートを受けるための有料プランも用意されています。
8.Wireframe (ワイヤーフレーム)

- 使用用途: テンプレートを使ったワイヤーフレーム作成
- 難易度: ★★☆☆☆
- 概要: ユーザーインターフェースの設計において、迅速かつ効率的にワイヤーフレームを作成するためのツールです。Webやモバイルアプリ用のさまざまなテンプレートが提供されており、UI/UXを考慮したイヤーフレームを簡単に作成することができます。


9.Lottie Files (ロッティファイルズ)

- 使用用途: Lottieアニメーションの挿入
- 難易度: ★★☆☆☆
- 概要:デザイナーがFigma内でアニメーションを作成し、それをLottie形式でエクスポートできるツールであり、デザイナーはAfter Effectsなどの他のソフトウェアを使用せずに、数千の無料Lottieアニメーションにアクセス、アニメーションを直接作成できます。

10.Color Palettes (カラー・パレッツ)

- 使用用途: カラーパレットの管理
- 難易度: ★☆☆☆☆
- 概要: デザインプロジェクトにおいて色の管理や生成を効率化するためのツールです。選択した画像から色を抽出し、ユーザーがデザインに適したカラーパレットを簡単に作成、編集、適用できる機能を提供しています。


まとめ
本記事では、Figmaのおすすめプラグイン10個をその概要と難易度に基づいて解説して行きました。
「Figma」は、デザイン作業を効率化し、クリエイティブなプロセスをサポートするための強力なツールです。
特に、UXを向上させるためには、すべての人々が使いやすいインクルーシブなデザインが不可欠です。
例えば、LottieFilesはアニメーションを簡単に追加でき、Unsplashは高品質な画像を手軽に挿入できます。また、Color Palettesはカラーパレットの生成と管理をサポートし、Starkはアクセシビリティを考慮したデザインを実現するためのツールです。
これらのプラグインを活用することで、デザイン作業の効率が大幅に向上し、より快適なデザインプロセスを実現できます。
ぜひ、紹介したプラグインを試してみて、自分のデザイン作業に取り入れてみてください。
デザインの質を高めるために、プラグインを積極的に活用していきましょう!
関連記事:[Figmaをマスターしよう!これでカンペキ!基本操作記事まとめ]

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